人にやさしい


 山形県河北町では、研究機関や大学、民間と連携し、スマート農業実証事業(R3~4年度)に取り組んでいます。このプロジェクトは、実証農家である奥山農園の水田に用排水システムの自動制御技術を導入することにより、水田の多面的機能の一つである地域防災への貢献を目指しています。あわせて、スマート水管理システム導入による水管理作業の労力削減や、ゲートの遠隔操作による見回り時の事故削減も目指しています。​

奥山農園の水田上空からのドローン画像

そもそもスマート農業って何?という方は.......

この動画をご覧下さい 農研機構NAROchannel(youtube動画)

●ほ場水管理システム WATARAS(ワタラス:株式会社クボタケミックス製)を導入。スマートフォンで水田への給水・排水を行っています。

●近年、豪雨災害が全国でみられます。豪雨時に下流に向けて雨水が一気に流れることを防ぐために、いったん田んぼに水を蓄えて、ゆっくり下流に流していく「田んぼダム」が注目されています。山形県河北町は、2020年7月に豪雨災害により大きな被害を受けました。奥山農園から始まり、「田んぼダム」の取り組みを河北町全体に広げていきたいと考えています。

なお、ICTを活用したほ場水管理システムの紹介動画は以下のとおり(農研機構 NAROchannel)